口内炎の治療

岡永歯科・口腔外科外来


 「口腔は全身の鏡」と言われるように、口腔粘膜にはいろいろな病変が現れます。それらのうち、最も一般的なのが口内炎と呼ばれているものです。比較的多く見られる口内炎には、アフタ、カタル性口内炎、壊死性潰瘍性口内炎、舌炎などがあります。


@アフタ

 アフタは、円形または楕円形の潰瘍(組織が欠如している状態)で、周囲が赤く縁取られているものを言います。大きさはそんなに大きくなく、粟粒大からえんどう豆大くらいです。潰瘍部は白色あるいは薄い黄色をしていることが多いです。

 アフタがひとつだけできるのを孤立性アフタと言います。孤立性アフタは、口唇の内側、頬の内側、上顎粘膜や舌などに見られ、強く焼かれるような痛みを伴います。

 アフタがたくさんできてカタル性口内炎と一緒に見られるものをアフタ性口内炎と言います。

アフタ


Aカタル性口内炎

 カタル性口内炎は、細菌によって感染したり、外傷などを受けたり、口腔内が不潔であったりした時に発生します。口の中が荒れた感じになるのは、口腔粘膜が広い範囲にわたって白く濁ったり、赤く腫れたりするためです。時に、壊死性潰瘍性口内炎に移行することがあります。


B壊死性潰瘍性口内炎

 壊死性潰瘍性口内炎は、全身が衰弱している時などに、カタル性口内炎に引き続いて起こります。歯肉や口腔粘膜に壊死や潰瘍を作るのが特徴で、抵抗力の弱った人に見られます。病変部には、紡錘菌とスピロヘータが増えていて、強烈な口臭があり、口の中は焼けるような不快感があります。潰瘍部に食べ物などが接触すると、激しい痛みを感じるために食事が思うようにできないことが多いです。39度前後の発熱を伴うこともあります。


C舌炎・地図状舌

 舌に生じる口内炎もあり、舌炎と言います。全身性の病気が、舌炎として現れることが多いです。たとえば、鉄欠乏性貧血によって起こるプランマー・ビンソン症候群やビタミンB12が欠乏して起こるハンター舌炎などが有名です。慢性の胃腸障害がある時にも舌に変化が現れるし、抗生剤・ステロイド剤飲んで口の中の細菌数が変化すると黒毛舌として認められます。また、小児に見られる地図状舌と言う病気もあります。

 地図状舌では、舌の表面に淡い赤色の斑点が見られます。斑点の大きさはまちまちで、癒合すると地図のような模様となります。日によって部位や形が変わるので、遊走輪とか遊走疹とも呼ばれることもあり、原因はよく解っていません。

              地図状舌
             地図状舌

<口内炎の治療>

 口内炎の治療は、対症療法が中心です。炎症のある部分を洗浄液や洗口液でよく洗ってから、抗生剤やコーチゾンの軟膏などを塗布します。当院では、その他に必要に応じてレーザー治療や漢方薬を併用しています。


 
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